スプレッドシートで条件付きの合計(SUM)を出す方法

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GoogleスプレッドシートはExcelのように使える表計算アプリです。
Googleアカウントがあれば無料で使えます。

表計算ソフトの基本機能として,合計の計算をするときには,SUM関数を使いますが,今回は,特定の条件に当てはまるデータだけ合計を出すときに使えるSUMIF関数についても紹介します。

合計を計算:SUM関数

SUM関数の使い方はとてもシンプルです。
=sum(計算範囲)
これだけです。

もし以下のようなデータであれば,
sum(D2:D10)とすることで,合計点を算出できます。

計算範囲が一連すべてではなく,飛び飛びになる場合は,sum(D2,D4,D6:10)のように,飛び飛びになっているところはカンマ区切りで,連続する場所はコロン(:)でつなげるとよいです。

条件付きの合計を計算:SUMIF関数

すべてのデータではなく特定のデータのみを合計したい場合もあるかと思います。
その場合はSUMIF関数を使用します。
SUMIF関数の構文は以下の通りです。

=SUMIF( 範囲 ,条件, 合計する範囲)

一つ目の「範囲」は,次の条件をチェックする対象を意味します。
二つ目の「条件」はどのデータを合計するか指定するものです。

三つ目の「合計する範囲」では通常のSUM関数と同様,計算したい範囲を指定します。

例えば,C列「科目」の国語だけ合計を出したい場合は,以下のようになります。

=SUMIF(C2:C10,”国語”,D2:D10)
(上の3つ(80,70,60)を合計した値である210が返されます)

注意点として,SUMIFでは,SUMとは異なり範囲を飛び飛びで指定することはできないようです。

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